青春小説


庄司薫って知ってますか?『さよなら怪傑黒頭巾』とか『赤頭巾ちゃん気をつけて』が代表作の作家です。もうずいぶんと前の人ですね。

 浪人生ぐらいの若い男子の青春を描いた小説なんですが、それがすこぶる面白くて、高校生だった自分は途中でやめることができなくて朝まで読んでしまったことを憶えています。徹夜は基本的に大嫌いだったんですけどね。

 そのおもしろさは、たとえると、全然質は違うんだけど、村上春樹的なんだよなぁ。正直初めて村上春樹を呼んだときは庄司薫みたいだなと思いましたモン(あくまで自分にとってですが・・)

 村上春樹が読後に妙に淡々とした気分になって「やれやれ」となるのに対し、庄司薫の青春小説を読むとちょっと虚しくなります。小説と比べて自分の青春ってつまんないなぁ、なんて思ったりして。

 小説と自分の人生を比べたって、しょうがないんだけど、まあそう感じるわけですよ。もっともその対比によって自分の人生を客観視するというのは、小説の大事な機能なんでしょうね。きっと。

1Q84をまだ読んでなくて読みたいなぁと思いながら、なぜか2度目の『ノルウエイの森』を読み始めてしまって思いました。

前に読んだときは『ノルウエイの森』は全然いいと思わなかったけれど、今回はなんかしみてきます。その感じ方違いが面白いです。


 

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青春小説 への2件のコメント

  1. ネズミの会 より:

    私も高校生の時に3部作(4部作?)を友人に勧められて読みましたよ。その頃、「舌噛んで死んじゃいたい」を多用していました。
    この機会に読み直してみようと思います。

  2. もり より:

    ネズミの会さま、こんにちは。そんなフレーズあったんですね。そいいわれればそんな気も。庄司薫氏と比べて、村上春樹氏は書き続けてるのがすごいよね。やっぱ、継続は力なりですね。

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